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2020年プロ野球S&C研究会オンラインセミナーに出席しました

[2020.12.13]

 

チーフトレーナー の君塚です。

昨日は「プロ野球S&C研究会」の勉強会に出席しました。プロ野球S&C研究会とは、プロ野球12球団に所属し選手の身体のサポート(トレーニングやリハビリテーション、トリートメントなど)を行う専門職の方々で構成されている会で、年に1回毎年この時期に勉強会が開催されています。本来であればこの会は今年仙台での開催予定だったのですが、昨今の情勢を受けてオンライン開催となりました。

 

今回はご覧の通りの内容でした。

 

■講演① 

Brett McCabe氏(New York Yankees)

New York Yankees での取り組み

 

■講演② 

馬見塚 尚孝 氏(ベースボール&スポーツクリニック)

投球障害の予防と投球制限

 

■講演③ 

森下 義隆 氏(立命館大学)

バイオメカニクス的観点における野球とSCの関わり方

 

■球団発表① 

馬場 皇一郎 氏(阪神タイガース)

要素別に比較検討した野球における走力評価に関する一考察

 

■球団発表② 

根本 淳平 氏、只川 宏 氏(千葉ロッテマリーンズ)

コンディショニング管理と強化育成の取り組み

 

■海外研修報告 

庄村 康平 氏(楽天ゴールデンイーグルス)

2019 MLBウィンターミーティングの参加報告

 

■講演④ 

神事 努 氏(國學院大学)

データサイエンス的観点における野球とSCの関わり方

 

*ほか協賛企業プレゼン多数

 

 

冒頭のBrett McCabe氏(ニューヨーク・ヤンキース / S&Cコーチ)にはじまり、各分野のバックグラウンドの専門家の方から様々なテーマのお話を拝聴することができました。いかにして選手のパフォーマンスを支えていて、どのように長いシーズンに渡ってコンディションを管理しているのか。各球団の方々からの発表では、選手を支えているトレーナーの方々の取り組みや工夫が垣間見えました。

 

BLUE8でも小・中学・高校・大学・社会人と幅広い年代・競技レベルのアスリートの方にお越しいただいたり、関わる機会を多く持たせていただいています。もちろんプロ野球選手がやっているトレーニングがどの年代の選手にとってもベストかというと、必ずしもそうではないでしょう。

 

しかし、プロ野球界をはじめ国内、そして海外のスポーツ界の現状であったり、トレンドについて情報を仕入れることはやはり重要だと感じました。特にプロ野球球団に所属されるトレーナーの方のお話を聞けるのは、例年この季節だけです。2020年はなかなか遠出ができず、こういった研修や学会関係もご無沙汰状態になってしまっていましたが、今回は参加できてとても貴重な時間になりました。

 

>>プロ野球S&C研究会ホームページ

 

▲今回の演者の一人である馬見塚先生の著書 ”新版「野球医学」の教科書”

 

お申し込み受付中《受付締切:12/23(水)》

また、BLUE8では12/27(日)に横浜DeNAベイスターズS&C担当の藤尾佳史氏をお招きし、投球パフォーマンスの向上をテーマにオンラインセミナーを開催します。現在、岩手県内をはじめ関東・東海・関西地方の方もエントリーいただいています。この機会にぜひチェックしてみてください!

>>詳細はこちらから

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