台風から一夜明けた今日は盛岡姫神シニアの出張指導に伺いました。幸いチームに被害はなく、今日はチームの専用室内練習場で練習です。

 

この秋の一番の目玉は毎年3月に大阪で開催される全国大会への切符をかけた「秋季新人東北大会」でした。盛岡姫神シニアはこの大会、弘前聖愛シニア（青森県）に敗れて16強でシーズンを終えることとなりました。

 

 

 

オフシーズンに取り組むフィジカル面の課題は多々ありますが、まずは可動域の確保。

 

この時期は一気に身長が伸びる選手も多く、柔軟性不足からパフォーマンスが上がらなかったり、ケガをしてしまうケースが多々あります。それでも股関節や足首、背中の柔軟性不足で「しゃがめない」という選手も少なくなく、もちろん野球選手に限らずアスリートならこの状態はよろしくありません。

 

もうすぐ霜が降りればグラウンドが使えなくなりますが、冬は来シーズンめいっぱい野球に打ち込むための重要な時期。トレーニングやストレッチの正しい方法だけでなく、体の知識（関節や筋肉のつくりなど）も少しずつ選手自身で覚えていってもらえるように計画していきます。

 

基礎的なストレッチや筋力トレーニングはもちろんですが、それ以外にもいろいろなドリルで体に刺激を入れています。

▲いろいろな要素を盛り込んだメニューを組み合わせたサーキットトレーニングも行います。

 

 

▲スプリント（走動作）の足の運び方を学習したり、効率よく地面から反力を受けて推進力につなげるためのドリル。

 

もうすぐ長いオフシーズン。質の高い身体作りを選手と作っていけるように、準備です！

 

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