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【ダイエット】意外と見落としがち!?異性化液糖の真実

[2022.01.26]

 

みなさんこんにちは!トレーナーの野崎です。

 

みなさんはスーパーなどで食材を購入するときに裏面などに記載されている栄養成分表示を見ていますか?普段何となくで選択しているものが栄養成分的にあまり良くないということが多くあります。そこで今回は、見落としがちな異性化液糖についてとダイエットにおいてどのような関係性があるのかを紹介していきたいと思います。

異性化液糖とは??

異性化液糖とは甘味料などに使われる糖質でぶどう糖(グルコース)果糖(フルクトース)が主成分のものです。ぶどう糖は、主に脳や骨格筋のエネルギー源として消費されます。特に脳はこのぶどう糖が主たるエネルギー源です。果糖はぶどう糖に比べて脂肪が蓄積されやすい特徴があります。一例を挙げると果物などには多く入っており、一般的に良いとされているものでも摂りすぎによって健康への被害が大きくなります。甘みを強く感じやすいため知らぬ間に過剰摂取になり、これが脂肪蓄積の原因につながるので注意が必要です。

どんな種類がある?

異性化液糖は果糖の割合によって名称が変わってきます。それぞれ以下の通りです。

 

ぶどう糖果糖液糖➡果糖の割合が50%未満

果糖ぶどう糖液糖➡果糖の割合が50%以上90%未満

高果糖液糖➡果糖の割合が90%以上

 

巷では果糖の割合が50%未満のぶどう糖果糖液糖が多くの食品に使用されているのをよく見かけます。例を挙げるとダイエットに良いとされているドレッシングなどにもこの成分が含まれています。ドレッシングを選ぶ際は少し高価ですがノンオイルのものを購入するようにしましょう。スーパーなどにお立ち寄りの際は是非確認してみてください!

 

ではこれらの成分はダイエットにおいてどのように影響してくるのでしょうか。

異性化液糖の真実

 

上記の図のように果糖の割合が高いことで食欲が促進され、強い甘みなどにより過剰摂取を招きます。それによって脂肪が蓄積しやすくなってしまいます。

 

さらに、これらにより、糖化(からだのコゲともいう)のリスクも高まります。過剰摂取により体内であふれ出た糖質がたんぱく質と結びつき離れにくくなることを指します。これによってできる終末糖化産物によって上記のような様々な疾患のリスク増大にもつながり、健康への被害も高くなります。糖質は脳を働かせるため、血糖コントロール、さらにはウエイトトレーニングなどの無酸素運動時のエネルギー源にもなります。糖質が体内であふれ出てしまうというのはエネルギー消費量<糖質の摂取の状態がつくられる時です。(果糖の過剰摂取が全体的に見た場合にも糖質過多になりやすい。)

糖質は筋グリコーゲン、肝グリコーゲンとして体内に一定量貯蔵されます。ここにたまったものをエネルギー源として取り出し、消費していきます。蓄えられたこれらのエネルギー源を消費していたとしても、果糖の過剰摂取によって間接的に全体的の糖質量が多くなるとエネルギーを消費しきれずにあふれ出てしまいます。これがダイエットにおいてあまり良い影響ではないことは言うまでもありません。

 

だからといって全てゼロにしましょう!ということではありません。結局のところ、「摂取量」、「タイミング」に注意しましょうということになります。ですのでもし、果糖の割合が多いものを摂取する場合は、できるだけ「朝」に限定しましょう。摂取量については人それぞれ目標によって設定した1日の総摂取エネルギーが違ってくるため、摂取すべきエネルギーの範囲内で決めましょう。

まとめ

・果糖の過剰摂取によって脂肪が蓄積されやすい

・果糖の摂取で健康への被害も高くなりやすい

・果糖を含む糖質を摂取する際は「摂取量」、「タイミング」を意識しよう

 

カロリーばかりに気を取られず、どんな成分が入っているかまで気にできると良いですね!

さらに詳しく知りたい方は是非体験トレーニングにお越しください!

 

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