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腰部障害を予防しよう!(腰椎分離症ver.)

[2020.04.15]

腰椎分離症とは?

 腰椎分離症 spondylolysis は,腰椎の関節突起間部に生じる片側性あるいは両側性の骨欠損のことであり,腰の疲労骨折とも言われています.近年では,アスリートの腰椎分離症が多く報告されており,予防に関しては力学的ストレスへの対応が重要と考えられています.

 

腰椎分離症を予防するためには?

 腰椎分離症を予防するためには,体幹を中心とした機能向上と,各競技動作を考慮した動作の修正が重要になります.そのうち,特に重要なPointを解説します.

 

①体幹の安定化

 腰椎の限局的な回旋ストレスを軽減するため,体幹の安定化は極めて重要なPointとなります.特にも体幹深部筋の活動が重要であり,腹横筋を中心とした体幹深部筋を賦活させることが重要です.

 

 

 

②隣接関節の可動域拡大

腰椎の上方には胸椎,下方には骨盤が存在します.腰椎はこれらによる可動性の影響を直接的に受けることになります.すなわち,胸椎や骨盤の可動性が低下することにより,腰椎へのストレスが増大することから,腰椎分離症の発症リスクが高まるのです.

 

骨盤の運動は股関節からの影響を直接的に受けるため,股関節の可動域も極めて重要になります.よって,常日頃から胸椎,骨盤,股関節の可動域を適切に保つことが大切となります.

 

 
 
 
 
 
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③競技特性を考慮した動作修正

 アスリートに発症する腰椎分離症には,各競技動作からの影響を受けることが多いとされています.特にも体幹捻転動作を繰り返す野球やテニス,伸展動作を強制するバレー等では特にも動作を見直す必要性がありそうです.

BLUE8では,各競技特性に合わせた,障害予防を視野に入れた動作修正も行なっています.競技力向上と併せて,ぜひ一度お声がけいただければと思います.

 

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